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+ '08年07月17日(THU) ... ・・・ +

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現実逃避しっぱなしです。



どうしてわたしが英雄様を描くと受け臭いんでしょうか?(涙目)


>>拍手&♪
ありがとうございます。
コメント返し苦手なのでなかなかできないのですが、喜んでいますv(感謝)


+ '08年07月16日(WED) ... 私信ですB子さんへ「模様替え」 +

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>>B子さんへ

ず〜っと同じで少し飽きました。
なのでちょっとだけ模様替えです。
機能は変わってませんので〜〜。


+ '08年07月15日(TUE) その02 ... ちょっと寄り道〜赤と白その3ラスト +

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こんばんは、びーこです。

まずY子さん、お誕生日おめでとうございます。
そして顔射イラの上にどっかりと失礼。

ではラストを貼り付けます。
挿入しておりますので、その覚悟でお読みください。

※※※
短い間であったが、あまりにも壮絶な快感に、セフィロスは気死していたようだ。
すでにペニスからの出血は止まっている。
荒い息が整ってくると、すぐ側で仰向けになっているクラウドの姿を認める。
唇の端に赤と白が残っていた。
「クラウド――」
いとおしさを滲ませて名を呼ぶと、濡れた青い眼差しがこちらを向く。
「セフィロス……お尻が熱いよう」
「ああ、解っている」
「今度は下から直接体の中に注ぎ込んでやろう」
セフィロスは慎重に少年の衣服を剥ぐ。
透き通るような肌はすっかりと上気して、指先までもがバラ色だ。
クラウドは痩せているが、貧弱な体つきではなかった。田舎の山育ちだからなのだろうか、ほっそりした肢体にはちゃんと幼いながらも筋肉がついている。
枯れ枝のような骨張った体つきではなく、細いながらも伸びやかですんなりとしたラインで構成されていた。
裸にされたのがそれでも恥ずかしいのだろう。下着までとるとクラウドは身体を丸めて胎児の姿勢をとった。
それが逆にセフィロスを煽ることになるとは、クラウドは思ってもいまい。
丸めた姿勢は尻が無防備だ。小さく丸い尻は遮るものもなく、セフィロスの目前で剥き出しとなっている。
まるい尻の間に見えるアナルは、無垢な筈なのにすっかりと充血していた。
物欲しげに小さな口がぱくぱくと開いている。その少し先に見える睾丸は、柔らかな袋をそれでも膨れあがらせていた。
クラウドのペニスは残念ながら見えないが、絶対に勃起しているに違いない。
入浴の折りに見たあの植物の鞘のような器官がどのように勃起しているのか。そう想像するだけでセフィロスは怒張してしまう。
セフィロスは二度射精したにも関わらず、すっかりと怒張してしまったペニスで、まろやかな少年の尻をつつく。
つついてきたペニスの大きさ、熱さ、硬さを感じてしまい、クラウドは悩ましげに身をよじる。
丸見えのアナルから透明な体液が滲んできた。セトラは糧を有効に喰らうために、アナルも濡れるように出来ている。これは興奮のバロメーターでもあった。
「早く食べたいのだろう、クラウド」
「すぐに俺のを挿れてやるからな」
身体を丸くしたままのクラウドの背中にセフィロスはぴたりと張り付く。
片手でクラウドの頬を撫でると、少年はすぐに唇を寄せてきた。長いセフィロスの指に、そのまま吸い付いてしまう。
そんなあどけなく淫らな仕草を己の目で確認したくて、セフィロスはクラウドの顔を覗き込んだ。
そんなセフィロスの気配を感じたのだろう。クラウドは指を吸いながらも、顔を背けようと抗う。
「どうした?恥ずかしいのか?」
目を閉じたままクラウドは素直に頷いた。
「顔を見られるのはイヤなのか?」
これも、頷く。
「そうか――ならばこちらを見せてくれないか?」
空いた手でクラウドの股間をまさぐった。
だが太股に力を込めて、クラウドは手の進入を許さない。
「ここも駄目なのか?」
これまた、頷く。
あれもイヤ。これも恥ずかしい。こんなクラウドの羞恥は可愛いものでしかない。
じゃれられているような気になって、セフィロスはむしろ歓んだ。
「ではクラウド――」
かちかちになったペニスに手の誘導は必要ない。
濡れて口を開いて待ちこがれているクラウドのアナルに、ペニスを近づけた。
さっきクラウドの牙に串刺しされた亀頭で、アナルをノックする。
「ああん…」
身悶えながらもクラウドは尻を突き出す。
クラウドの細い腰と比べても、セフィロスの怒張は巨大すぎる。
だが慎ましやかなアナルはすでに口を開いて、セフィロスのペニスを受け入れようとしているのだ。
「これを食べさせてあげるから、クラウドのを触らせてくれないか」
――恥ずかしいのだろう。見はしない。
セフィロスのささやきにクラウドは小さく首を振る。しかし尻は素直だ。ノックする位置のままで動こうとはしないペニスを求めて、セフィロスの方へと突き出されていく。
「な、クラウド。触るだけだ」
「俺の精液を下の口から直接食べさせてやるから」
「旨いぞ。俺のは」
さっき上の口でしゃぶっただろう。
「あれ以上に、旨いぞ」
セフィロスのささやきにより、さっきの“食事”を思い出してしまい、クラウドの身体は自然と開かれてしまう。
力を込めていた太股が緩んだ。その隙を逃さずにセフィロスの大きな利き手が、奥深くまでまさぐってくる。
そうして、セフィロスはやっとクラウドのペニスを捕まえた。
まだ大人の形になりきれていない可愛いペニスだが、しっかりと勃起はしている。
セフィロスの大きな手にすっぽりと収まってしまう大きさは、ちょうど握りやすいし扱きやすい。
まるでセフィロスの為だけに誂えたかのようだ。
「クラウド。さあご褒美だ」
可愛いペニスを握りしめながら、セフィロスはアナルに亀頭を沈めていく。
抵抗はほとんどない。ただやはり未開の処女地。狭くきつい。
セフィロスの挿入に合わせて。手の中にあるクラウドのペニスがひくひくと動く。
その素直な反応が愛しくて、セフィロスは挿入自体に感じてしまった。
長大な怒張が、徐々にではあるが小さな可愛らしい尻に収まっていく。
小さな尻に反して、クラウドの体内は狭いもののとても深かった。
どこまで挿入しても果てや限界がない。むしろどんどんと開いていくようだ。
セフィロスのペニスを受け入れて、無垢なる体内は小さかった口を精一杯に開き、侵攻してくる怒張を頬張っている。
「あ・あ・あ…」
もうクラウドは声もでない。
淡い唇を閉じられなくなって、端から唾液が流れた。頬ずりしながらセフィロスは舌を伸ばして舐め取る。
掌の幼いペニスが痙攣した。丸い尻にセフィロスの陰毛があたる。
とうとう根本まで収まったのだ。
「…っ!」
クラウドの身体が跳ねる。
その瞬間、幼いペニスはセフィロスの掌で爆発してしまった。
たぶんこれが生まれて初めての射精なのだろう。
己に込みあがってきた堪えようのない快感と、その結果訪れた射精と。
これらの初体験にクラウドは呆然としている。青い瞳から生理的な涙が零れた。
セフィロスはそのきれいな青に満足する。
――俺が生んだ、青だ。
同じ青でありながらも、明らかに清童の頃とは違っているであろうクラウドの瞳の色。
クラウドを最初の射精に導いたのはセフィロスだ。セフィロスが丹誠をして産み落とした、青。
――これでクラウドは俺だけのセトラとなったのだ。
混みあがってきてセフィロスを支配する甘美な感情は、やはり名付けるとすれば愛なのだろうか。それとも恋?
セフィロスはともかく行動に移した。クラウドの体内に収まったばかりのペニスを、引き抜き、強く押し込む。
痛みも快感も、そのどちらも余すことなく感じているのだろう。クラウドの身体が跳ねる。
腰の動きを大きくすると同時に、前に回している手で押さないペニスを愛撫した。
さっき放たれた精液を塗り込むようにして、生殖器全体を刺激する。
睾丸を転がしながら抑えると、クラウドのアナルがうごめく。
長大なセフィロスの怒張により、いっぱいに口開いているだろうに、この余裕はどこからやってくるのか。
クラウドのアナルはすでにセフィロスの巨大さに慣れたのか、押し開かれている一方だけだったのが、もうすでに喰らう動きとなっている。
一番奥から純に蠕動していき、アナル全体でねじり吸い取る動きだ。
体液もさかんに分泌され、中はもうべちょべちょだった。セフィロスが腰を動かし挿入するたびに、体液がペニスにまといつき濡れた音をさかんに立てる。
小さな尻が痙攣し、掌のペニスが震えた。クラウド二度目の射精に、アナルも激しくうごめく。
糧である精液を搾り取ろうとする動きに、セフィロスはかろうじて耐えた。
先にクラウドの口に精を放っていなければ、セフィロスとて危なかったであろう。
「欲しいか!」
「クラウド。俺の精液を喰らいたいか!」
ああああ、と途切れ途切れのあえぎ声を発しながらも、クラウドは小さく頷いた。
同時に口内を蹂躙しているセフィロスの、長い指を噛む。
できたての牙が指の関節に食い込んでいく。その感触すらもソルジャーたるセフィロスには媚薬だった。
指から流れる血をクラウドが快感と痛みに泣きながらすする。
セフィロスは血を与えながら、ペニスの動きを変えた。
アナルから抜け落ちそうな部分まで一気に引き抜くと、そのままアナルの一番奥まで力任せにねじ込んだ。
クラウドの幼い最奥までねじ込んだあと、ペニス全体でぐりぐりと内臓ごとえぐり込む。
「ひぃっ」
甲高く泣きながら、クラウドはセフィロスの掌で三度目の射精をする。
アナル全体が射精に合わせて、きつく引き締まった。
今度は堪えない。セフィロスは精液に飢えたアナルに向かってたっぷりと吐き出した。
吐き出した大量の精液は、全部クラウドの体内へと消化されていく。
上の口から血液を。
下の口から精液を。
どちらもたっぷりと与えられ、生まれて初めてセトラの糧で満たされたクラウドは、その満足感でまた感じてしまう。
背後から半分のしかかってきているセフィロスに押しつぶされながら、少年は水っぽいすっかりと薄くなった精液を、最後に僅かだけ吐き出した。


惚れ惚れするほど長い足を組んだセフィロスは、まだ長いタバコの火を乱暴に消した。
押しつけられた銀色の灰皿で、悲鳴のような音と共に火は消え、長い紫煙がたなびいていく。
「よっ。エアリスがもうちょっと待ってくれってよ」
いかにも不機嫌なセフィロスに、様子を窺いに行っていたザックスがなんとか宥めようと試みる。
「まだ支度が出来ないのか」
「いやー。エアリスすっかり張りきっちまって」
「これでは時間に間に合わなくなる」
「そりゃわかってんだけど…」
本日はクラウドのセトラお披露目の日だ。
星中に散らばっているセトラの中で主だった者たちが、この忘らるる都に集まっている。
そこでクラウドは正式に紹介されて、セトラの一員としてこれから生きていくのだ。
セトラは純朴な種だ。まず着飾ることはしない。
だが初めからセトラらしくないクラウドの容姿に魅了されたエアリスは、事あるごとにクラウドの身の回りに構う。
今回のお披露目にもエアリスは張り切ってしまい、クラウドの衣装を用意させたのだ。
本番である本日は、朝からクラウドをセフィロスから取り上げてしまい、この都にいる他の女セトラを巻き込んで、クラウドの飾り付けの真っ最中。
パートナーであるザックスとて、エアリスの張り切りを止められないでいた。

セフィロスによって糧を得るのを覚えたクラウドは、驚くほどきれいな少年となっている。
初めからきれいな少年ではあったが、セフィロスに身も心も愛され、彼からの糧を充分に与え続けられて丹誠されているからだろう。
清楚さと無垢と、艶やかな淫らさが、過不足なく共存する、生きる宝石のようにまばゆい存在となってしまった。
宝石となったクラウドへのセフィロスの寵愛は際限がなく、ソルジャーにとっては共有すべきセトラでありながらも、少年はセフィロスの“例外”となってしまっている。
セフィロスは己の寵愛を隠すこともしないため、いくらきれいになろうとも、クラウドに手を出そうとするソルジャーはすっかりといなくなってしまった。

それほどまで深く寵愛するクラウドを、朝一番から取り上げられたセフィロスの機嫌は悪い。
付き合いの長いザックスでさえ、御免被りたい機嫌の悪さだ。
――カンベンしてくれよな…
などと心中で愚痴ってみるが、そもそもザックスのパートナーであるエアリスが原因なのだから、彼が被害を被るのも当然なのだろう。
セフィロスがまたタバコを取り出した。どうせすぐに消すのだろうが、と思いつつ、ザックスは話しを振る。
「そうだ。エアリスから聞いたんだけど、お前、ソルジャートップから降りるってホントか?」
ソルジャーのトップとは、単に強さだけのことではない。
セトラ狩りからセトラを護りつつ、星に散らばったセトラの安全も考える、実質の指揮官の役目である。
確かにセフィロスは権力や地位に執着をしない男ではあるが、これまでトップにいるのを嫌がることもなかったのに。
「ああ、降りるぞ」
セフィロスは淡々としたものだ。
火をつけたばかりのタバコから立ち上る紫煙をうるさげに手で払いながら、
「俺の後任はお前だ。ザックス」
「ええっ!?」
「どうした?なぜ驚く」
美麗な顔に皮肉でコーティグされた冷笑を刻んで、
「女王であるエアリスのパートナーがトップとなるのは当然だろうに」
「ちょっと待ってくれよ!」
「お前、俺がそーいうの苦手だって、解ってるだろ」
「苦手とか得意などは関係ない」
慌てふためくザックスなどシャットアウト。
「パートナーとして、お前が責任を持てば良いだけだ」
「どうしてだ!?」
「どうして…今頃…」
「これまで通り、セフィロスがやりゃいいだろっ」
「それこそ、無理な話だ」
「なんで!?」
「俺はもうセトラの為には動かない」
「はあ?」
「俺は――これからはクラウドの為だけに動く」
むしろ自慢げに言い切ったセフィロスは、やはり強く逞しく美しい。
セフィロスの美貌には免疫があるザックスでさえも、息を詰めて見惚れてしまった。
「俺はクラウドを他のソルジャーに任せるつもりは毛頭ない」
「クラウドの糧となるのは、俺だけだ」
――つまり、クラウドと離れたくないってことか…
いやあ、その気持ちはわかるけど。
でも、
――俺がソルジャートップになるっていうのは決定なのか!?

がくん、と頭と肩を落とすザックスの背後の扉が開かれた。
気落ちするパートナーとは対照的に、やけに晴れ晴れしたエアリスがやってくる。
「おまたせー」
「クラウド、とってもきれいで格好ヨク出来たのヨ」
「セフィロス、惚れ直すわヨ」
扉が大きく開かれる。
いつまで経っても人見知りが治らない少年は、恥ずかしさと誇らしさに頬を染めて、セフィロスを見ていた。
「クラウド――」
さっき点けたばかりのタバコを灰皿に押しつけながら、待ち焦がれたセフィロスが立ち上がる。
大股であっという間に距離を詰めると、人前だというのに愛する少年を抱きしめた。
がっくりしたままのザックスの前で、じゅっと火が消える音がする。

おしまい
※※※
拍手と♪、ありがとうございました。
読んでくださった印ですね。
いつも嬉しいです。


+ '08年07月15日(TUE) ... …。 +

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Y子です。


アタシ誕生日だっていうのに何してんだろう・・・・。

いろいろなパターンで描いたのですがイマイチ下品になってしまうので、逃げました。すみません。





+ '08年07月14日(MON) ... ちょっと寄り道〜赤と白その2 +

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こんばんは、びーこです。

すみません。今回で終わりませんでした。
あともう一回続きます。

今回はショタエログロ風味ですので、ご注意ください。
何度書いても「お○んちん」と打ち込むのは気恥ずかしいものですね。

ではスルースキルを発揮して、さあどうぞ。

※※※
少年はクラウドという名であった。
よほど村で大切にされてきたのだろう。クラウドは人見知りの激しい、でも素直な少年であった。
そういうところもセトラとは少し違っている。
容姿と同じく繊細なクラウドの性質を考えたエアリスは、少年がちゃんとセトラとして覚醒するまでお披露目を執り行わないことに決めた。
覚醒までの間、クラウドの身柄はセフィロスにゆだねられることになったのだ。
クラウドと出会いセフィロスは一変した。それは笑えるほどに、だ。
まるで親鳥のように、セフィロスはクラウドを庇い抱え込んで共に過ごす。
この場合“親鳥”というのは比喩だけに止まらなかった。セフィロスは本物の親鳥のごとくに、クラウドを保護したのだから。
着替えから食事。日常の事細かなことまでも、セフィロスは全て取り仕切る。
共に食事を摂り、共に風呂に入る。そして夜も例外ではない。
同じベッドに入り、クラウドが寝付くまで、いや、寝付いてからも少年の未発達な身体を抱きしめて過ごす。
溺愛――この言葉がぴったりとするくらいに、セフィロスはクラウドを庇護し、己の大きな羽根からクラウドを出さない。
普通ならばこんな状況に置かれ、あまりよく知らない他人から構われ続けるのは、うんざりするだろうが、これまでも村人から大切にされて来たクラウドの精神構造は、セフィロスの過保護はストレスにはならなかった。
少年は信じられないほど美麗でありながら、深く自分に愛情を注ぎ込んでくれるセフィロスに、すぐになつく。
「セフィロス――」
まだ声変わりもしていない澄んだ声で名前を呼び、控えめながら可愛らしい笑顔を向けてくるようになった。
そんな少年の愛らしい態度が、さらにセフィロスの溺愛を誘う。
「僕、父さんを知らないんだ」
クラウドの話しを総合してみるに、彼の父親がセトラだったようだ。
クラウドの容姿は人であった母親譲りらしい。
「だから、セフィロスといると、父さんってこんな感じなのかなあ、って思うんだ」
父親代わり。これまでのセフィロスならば誰かの代わりなど認めなかった。
だがクラウドだけは別だ。
セフィロスは美麗すぎる顔に、クラウドだけに向ける優しい笑みを浮かべる。
「クラウド。俺はクラウドが求める者ならば、なんでもなってやろう」
父親でも、兄でも弟でも友人でも。なによりも――恋人にでも。
低く甘く囁かれたクラウドは、無意識に頬を染めた。
セフィロスのささやきはセクシャルすぎる。クラウドはまだ幼いからはっきりとした精衝動など感じていないのだろうが、それでも疼くような感覚は覚えていた。
「クラウドは俺に父親になって欲しいのか?」
甘い問いかけはこれだけで充分な愛撫だった。
クラウドは頬を染めたままうつむき、セフィロスから距離を取ろうとする。
セフィロスの長い両腕が伸びてくる。優しくクラウドを包み込んで、セフィロスの元へと寄せてしまった。
膝に乗せられて至近距離から瞳を覗き込まれてしまう。これではとても逃げられない。
潤んだ青い瞳は魅力的だ。セフィロスは己の求めるがままに、宝石のような青い瞳をそっと舐める。
「いやあん…」
本人は自覚していないだろうが、セフィロスの膝の上で瞳を舐められて身体をくねらせながら発したクラウドの声は、欲情しきったあえぎ声にしか聞こえない。
「舐めないで……」
ぺろり。セフィロスの舌がつるんと舐めていく。
眼球だけではなく長い金色の睫毛にも触れて、くすぐったいとクラウドはさらに身をよじった。
「どうしてだ?なぜ舐めてはいけないんだ?」
「だってぇ…汚いよ」
「汚くない。クラウドはどこも汚いところなどない」
「でも、目なんて舐めるところじゃないでしょ」
「クラウド――」
「俺はクラウドの全部を舐め回したい」
――解っているだろうに。
セフィロスはこれ見よがしにため息をついて、
「クラウド。お前はセトラだ」
「そして俺はソルジャー」
「お前は俺を食べればいいんだ」
上気していたクラウドの顔が強張る。
セトラの糧はエナジー。ソルジャーの精液と血液を糧にすれば良いのだと、忘らるる都に来てから、クラウドは事あるごとにそう説かれた。
だが、どうしてもエナジーを喰らうセトラの本能を認められないでいる。
――血を吸うなんて!
それだけでも化け物のようなのに、
――精液なんて……
おぞましいと捕らえるべきか。それとも本能に身を任せるべきなのか。人と同じく、これまで通り普通の食事を摂っていくべきなのか。
クラウドにはどうすれば良いのか解らないのだ。判断のしようさえない。
戸惑うばかりのクラウドは、いくらセフィロスが促そうとも、エナジーを摂取出来ないでいる。
セフィロスとしてはクラウドを他のソルジャーに与えるつもりはない。
クラウドが摂取する初めての、そして唯一のエナジーは自分のものであって欲しい。
エナジーを摂取するという行為は、決して奇麗事だけではすまないのを、ソルジャーであるセフィロスは痛感している。
エナジーの摂取。それはイコール、セックスだ。
無垢なる少年クラウドの初めては、自分でなければならない。
父親として兄として、友人として、なによりも恋人として、彼の最初を自分だけの秘密にしてしまいたい。
このセフィロスの決意は固い。例え、クラウド自身の意志が定まっていなくとも。


セフィロスはクラウドを抱きしめたまま、諭す。
「エナジーを吸わねば、セトラは生きていけない」
セフィロスの言葉に、クラウドの小さな肩がぴくんと跳ねる。
クラウドのセトラとしての本能は、この事実をよく理解しているのだ。
だが人の血が本能を邪魔しているのか。
――クラウドを失うことは出来ない。
ソルジャーとしても。そしてセフィロス一個人としても。
セフィロスは抱きしめる腕に力を込める。ふんわりとクラウドを包むだけだった逞しい両腕は、たちまちクラウドを捕らえる情愛深い鎖となった。
「…っ」
驚いたクラウドが暴れようともがく。
力の差が歴然としているために、クラウドの抵抗はじゃれているのと同じだった。
むしろその怯えが愛らしい。
セフィロスは片手だけでクラウドを支えると、空いた手で尖った顎を捕らえる。
そして唇を合わせた。
それはキスと呼ぶには生々しい口接。クラウドのふっくらした唇はまだ誰の愛撫も知らない無垢だ。
その無垢をセフィロスの唇が侵攻していく。
唇を吸いながらしゃぶる。薄く開いた唇にセフィロスは唾液を注ぎ込んだ。
たまらずにクラウドの喉が動く。セフィロスの注ぎ込んだ唾液を飲んでいる。
ソルジャーの精液と血液はセトラの糧。それ以外にもソルジャーの唾液もエナジーとして、セトラは喰らうことが出来るのだ。
精液や血液と比べると唾液のエナジー成分は低いものの、それでもセトラの糧への本能を促すのには充分な呼び水である。
クラウドは人として育てられていたのだと言う。
セトラであった父親は、どうやら狩られたようだ。生まれ立てのクラウドと人であった妻を残して、星の循環の旅に出て、そのまま戻らなかった。
どんなに狩られると解っていても、その危険性を無視しても、ソルジャーを得ていないセトラは、星の為に旅をしなければならない。
クラウドの父もそんなセトラの宿命には、あらがえなかったのだ。
クラウドの父が戻ってこなくなり、セトラを崇める村人は、クラウドを護ることに決める。
村全体でクラウドを囲うように庇護して、ただの人の少年としてクラウドに刷り込んだ。
自分が人だと信じ込んでいたクラウドのセトラの本能は、無意識下の奥底ですっかりと眠り込んでいた。
それを、エアリスが己の血を与えることによって、意識下にまで押し上げたのだ。
あとは、覚醒するのみ。

セフィロスは舌を深く差し込みながら、己の唾液を与え続ける。
初めは口内に注がれた唾液が苦しくて、仕方なく飲み込んでいたクラウドだったが、そのうちにセトラの本能が発動してきた。
自ら求め、差し込まれたセフィロスの舌に吸い付いてくる。
自分のものとは違う、柔らかな舌が絡みついてくるのにセフィロスは歓ぶ。まるでねだるようだ。
舌と舌を絡みつかせるだけでは物足りなくなったのだろう。
ついにクラウドは、唇全体でセフィロスの舌を吸う。それはまるで疑似セックス。口と口で行う挿入である。
――そろそろ頃合いか。
唾液だけではとうてい物足りないだろう。
愛しい少年に己の体液を分け与えるばく、セフィロスは名残惜しく、それでいて次のステップへの期待をはち切れんばかりにしながら、舌を引っ込める。
「…あ」
離れていくセフィロスにクラウドは無意識のまま縋り付く。
言葉にこそならないが、少年の表情はあからさまに恍惚としている。
――なんで離れるの。
――もっとちょうだい。
淫らなのにあどけないクラウドの仕草に、セフィロスの肉体は激しく反応する。
セフィロスは縋り付くクラウドの前で、引き裂くように己の服を脱いだ。
美麗すぎる顔、明晰すぎる頭を支える身体は、そのどちらにも劣らない完成された男の象徴である。
広い肩幅から分厚い胸板へ。腹はきれいに腹筋が割れている。腰は引き締まりくっきりと浮き出た腰骨から尻へのラインは絶妙であった。
そして――隆々とそびえ立つペニス。
クラウドの無垢なる媚態にすっかりと興奮したペニスは、すでに天に向かって勃起している。
セフィロスの身体の中心にそびえるペニスは、美麗すぎる彼の身体の中で唯一肉という欲望を剥き出しにした器官であった。
セフィロスは少年に見せつけるべく、ペニスを握りしめる。
奥深くにかいま見えるだけだった睾丸がはっきりと現れた。すでに睾丸も通常よりも硬くなり膨れあがっている。
睾丸は精液を製造する場所。クラウドの青い眼差しはより一層淫らになり、セフィロスの股間から目が離せない。
全身が震える。とうとう立っていられなくなり、クラウドは力無く床に座り込んでしまった。
頭の中はぐちゃぐちゃだ。
セフィロスのペニスと睾丸のことだけしか、考えられない。
――ああ…
――大きい。
そしてあのふくれた睾丸。
あそこにはどれだけの精液が詰まっていることやら。
――おちんちん…すごい。
村を離れここに来てから、ずっとセフィロスは優しかった。
クラウドだけを見つめて、クラウドだけに惜しみない愛情を注いでくれる。
クラウドはセフィロスが大好きだ。誰よりもきれいで強くて格好イイ。
セフィロスのやることならば、クラウドにとっての間違いにはならないと、素直に信じていられるくらいに。
大好きなセフィロスにペニスを突きつけられても、クラウドはそれがきっと正しいのだろうと信じており、反抗する気も、ましてや気持ち悪いと軽蔑する気も湧いてこない。

「見なさい。クラウド」
セフィロスは己のペニスを、ぼうっとしゃがみ込んでいるクラウドにつきつける。
太く逞しい長大なペニスは、すっかりと怒張しているため、凶器のようにグロテスクであった。
血管が浮き出て亀頭は充血している。
童貞であるクラウドなのに、怖いとは思わなかった。
吸い付くように視線が離れない。
――欲しい!
クラウドに芽生えたのは激しい衝動。
――食べたい!
――美味しそうだ。
太くて、てらてら光っている。
血管が浮き出て動いている。そしてあの膨れあがった亀頭。
ふらふらとクラウドの身体が揺れた。
糧を前にした本能がクラウドを動かそうとしている。
「さあ、クラウド。喰らうがいい」
「これはお前だけのごちそうだ」
「僕が……食べていいの?」
「そうだ。牙を立てて血を吸うがいい」
「熱くて濃い精液をお前に注ぎ込んでやろう」
クラウドは弾けた。セトラの糧を求める本能だけに支配される。
小さな手でいきり立つペニスを持つと、躊躇いもなく唇を寄せたのだ。
セフィロスのペニスは長大すぎて、クラウドの小さな口にはとても入りきらない。
クラウドの小さな手はペニスの竿をさすり、口を最大限にまで開いて亀頭にしゃぶりつく。
舌を突き出すと、ぺろぺろと舐め回した。
小さな口。花弁のように淡い唇が己の醜いほどに興奮しきった怒張を飲み込むべく開く。
ピンクの舌がペニスに戯れるたびに、セフィロスはかつてない快感に呻いた。
「クラウド…」
無垢な青い眼差しは快感に煙るようだ。
その視線だけでセフィロスは射精してしまいそうになる。
「ああん…美味しいよ…」
「旨いか…」
「セフィロスのおちんちん、美味しい」
たまらなかった。
セフィロスはこの淫らな一言で、耐えきれなくなる。
クラウドの小さな金色の頭を固定すると、汚れを知らなかった口に己の怒張を突っ込んだ。
「うう、――あぁ」
壮絶な快感であった。セフィロスはクラウドの口に精を注ぎ込む。
だがその間も視線はクラウドからそらさない。無垢なる少年がうっとりとした面もちで、口内に放たれる己の精液を飲み干していく様子を愛でた。
クラウドは夢中で精液を啜っている。これがセトラの本能なのだろう。やはり精液はセトラの大切な糧なのだ。
粘つく生臭い白濁液を、クラウドは歓んで啜る。
かなり大量の精液を啜ったのに、それでもまだクラウドは足りない。
名残惜しく射精したばかりのペニスを舐め回す。性器の独独の臭いでさえ、クラウドを夢中にさせるエッセンスにしかならない。
「これ、大好き」
怒張を愛しげに頬ずりまでするクラウドに、セフィロスの勃起は萎えない。
一層大きくはしたなく膨らむ。
「嬉しい。またセフィロスのおちんちんが大きくなった」
「クラウド…」
――なんと淫らで可愛い。俺のセトラ。
エアリスとしか交わりたくないというザックスの気持ちが痛いほど解る。
クラウドに向ける大きな愛情が、更にセフィロスのペニスを逞しくしていくのだ。
「もっと飲ませてぇ」
「ああ…もっと飲ませてやる」
クラウド。
「次は牙を立ててみろ」
――え?
「血を吸ってくれ」
「お前の牙を突き刺してくれ」
「…――痛くないの?」
「痛みなどない」
「セトラの牙は快感なのだ」
クラウドの真っ白な指が、セフィロスのペニスに浮き出ている血管を撫でる。
――そうだ。
――それでいいのだ、クラウド。
「今触っているところを囓ってみなさい」
「ココ…――?」
「そうだ。そこだ」
セフィロスの怒張は巨大すぎて、クラウドの小さな口では飲み込むことなど出来ない。
ちょうど竿の部分にあたる血管にかじり付くために、クラウドは横笛を吹くようにして、象牙色の歯をあてた。
どくり――歯から怒張に走る血管の鼓動が伝わってくる。
激しく熱い血潮を実感して、クラウドの牙が伸びた。
そしてそのまま、血管に牙を立てる。
「ぐうぅむ!」
クラウドの牙が血管を破る。その感覚にセフィロスは痛みを伴う麻薬のような快感に翻弄されてしまう。
セフィロスはこれまで幾人ものセトラにエナジーを与えてきた。
ソルジャーにとってセトラは媚薬だ。
だが、これほどまでに強烈な快感は知らない。
吹き出す血を吸われるのと同時にこみあがってくる射精感に、セフィロスはかろうじて堪えるが、快感は次々と襲ってくる。
クラウドがペニス全体に牙を立て始めたからだ。噛んで吸って、歯形をつけて、すぐに別の血管にかみつく。
長い竿を噛みまくりすっかりと血だらけにしてしまうと、クラウドは最後に亀頭を狙う。
小さな牙がセフィロスの尿道口を串刺しにする。
肉を切り開かれる痛みと、上回る快美。これにはさしものセフィロスも堪えきれない。
「おおおおおう」
大きく吠えると、セフィロスは腰が抜ける勢いで射精したのだ。
尿道口から血と精液がおびただしく溢れ、クラウドの口に勢いよく注ぎ込まれる。
恍惚とした青い眼差しのままで、クラウドは淫らな赤と白を喉を鳴らして飲み干した。
※※※
今回はここまで。
残りは本番シーンとなります。

ついつい考えてしまうコト:
一人全裸となってショタクラウドの前に、おのれのブツを突きつけて悦にいるセフィロスってどうよ!
立派な変態でんがな。


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