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+ '08年09月30日(TUE) ... クラファティマその7 +

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びーこです。
続きです。どうぞ。

※※※
掌で握りつぶせるほど小さな人の予想外の逆襲に、竜王の怒りが強く掻き立てられる。
翼が大きく動く。風圧で周りの木々がたわんだ。
クラウドから一気に距離をとる。
普通の人ならば立っていられない強い風の中で、クラウドは青い清冽なる眼差しを、ひたりとバハムートに向けて、瞬きさえしていない。
天高くニブル山の頂上に迫るまでに飛び上がったバハムートは、翼を大きく広げ、天を覆ってしまう。
胸を前へと突き出す。鱗に似た硬 ..


+ '08年09月24日(WED) ... クラファティマその6 +

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こんにちはびーこです。
ちょっと間が空いてしまいました。すみません。
では続きをば。

※※※
このある意味一世一代のセフィロスからの告白とも言える言葉に、クラウドの反応はひたすら鈍かった。
赤面どころか、魂までもとろけるような美貌を前にしたまま、むしろうっとうしそうに金色の眉をひそめると、
「――……あんた、どっか悪いのか…?」
「――悪い、とは?」
さすがに動じないセフィロスも、聞き返してしまう。
「だってそうだろ」
「第一、 オレはファティ ..


+ '08年09月16日(TUE) ... クラファティマその5 +

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こんにちは、びーこです。

Y子さんからのサイト運営に関するお知らせをまだ読んでいらっしゃらない方は、
ひとつ前↓の記事に目を通してくださいませ。
よろしくお願いします。

では少し間が空きましたが、前回の続きです。

※※※
たった一瞬の邂逅で、そこまで理解してしまった英雄の存在を、クラウドは意識的に閉め出すのに必死だった。
もう二度と会わないと。
もし会ってしまえば――自分はこのままでいられなくなる。
心地よく何の変哲もない村での日常から ..


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