こんばんは、びーこです。
まずY子さん、お誕生日おめでとうございます。 そして顔射イラの上にどっかりと失礼。
ではラストを貼り付けます。 挿入しておりますので、その覚悟でお読みください。
※※※ 短い間であったが、あまりにも壮絶な快感に、セフィロスは気死していたようだ。 すでにペニスからの出血は止まっている。 荒い息が整ってくると、すぐ側で仰向けになっているクラウドの姿を認める。 唇の端に赤と白が残っていた。 「クラウド――」 いとおしさを滲ませて名を呼ぶと、濡れた青い眼差しがこちらを向く。 「セフィロス……お尻が熱いよう」 「ああ、解っている」 「今度は下から直接体の中に注ぎ込んでやろう」 セフィロスは慎重に少年の衣服を剥ぐ。 透き通るような肌はすっかりと上気して、指先までもがバラ色だ。 クラウドは痩せているが、貧弱な体つきではなかった。田舎の山育ちだからなのだろうか、ほっそりした肢体にはちゃんと幼いながらも筋肉がついている。 枯れ枝のような骨張った体つきではなく、細いながらも伸びやかですんなりとしたラインで構成されていた。 裸にされたのがそれでも恥ずかしいのだろう。下着までとるとクラウドは身体を丸めて胎児の姿勢をとった。 それが逆にセフィロスを煽ることになるとは、クラウドは思ってもいまい。 丸めた姿勢は尻が無防備だ。小さく丸い尻は遮るものもなく、セフィロスの目前で剥き出しとなっている。 まるい尻の間に見えるアナルは、無垢な筈なのにすっかりと充血していた。 物欲しげに小さな口がぱくぱくと開いている。その少し先に見える睾丸は、柔らかな袋をそれでも膨れあがらせていた。 クラウドのペニスは残念ながら見えないが、絶対に勃起しているに違いない。 入浴の折りに見たあの植物の鞘のような器官がどのように勃起しているのか。そう想像するだけでセフィロスは怒張してしまう。 セフィロスは二度射精したにも関わらず、すっかりと怒張してしまったペニスで、まろやかな少年の尻をつつく。 つついてきたペニスの大きさ、熱さ、硬さを感じてしまい、クラウドは悩ましげに身をよじる。 丸見えのアナルから透明な体液が滲んできた。セトラは糧を有効に喰らうために、アナルも濡れるように出来ている。これは興奮のバロメーターでもあった。 「早く食べたいのだろう、クラウド」 「すぐに俺のを挿れてやるからな」 身体を丸くしたままのクラウドの背中にセフィロスはぴたりと張り付く。 片手でクラウドの頬を撫でると、少年はすぐに唇を寄せてきた。長いセフィロスの指に、そのまま吸い付いてしまう。 そんなあどけなく淫らな仕草を己の目で確認したくて、セフィロスはクラウドの顔を覗き込んだ。 そんなセフィロスの気配を感じたのだろう。クラウドは指を吸いながらも、顔を背けようと抗う。 「どうした?恥ずかしいのか?」 目を閉じたままクラウドは素直に頷いた。 「顔を見られるのはイヤなのか?」 これも、頷く。 「そうか――ならばこちらを見せてくれないか?」 空いた手でクラウドの股間をまさぐった。 だが太股に力を込めて、クラウドは手の進入を許さない。 「ここも駄目なのか?」 これまた、頷く。 あれもイヤ。これも恥ずかしい。こんなクラウドの羞恥は可愛いものでしかない。 じゃれられているような気になって、セフィロスはむしろ歓んだ。 「ではクラウド――」 かちかちになったペニスに手の誘導は必要ない。 濡れて口を開いて待ちこがれているクラウドのアナルに、ペニスを近づけた。 さっきクラウドの牙に串刺しされた亀頭で、アナルをノックする。 「ああん…」 身悶えながらもクラウドは尻を突き出す。 クラウドの細い腰と比べても、セフィロスの怒張は巨大すぎる。 だが慎ましやかなアナルはすでに口を開いて、セフィロスのペニスを受け入れようとしているのだ。 「これを食べさせてあげるから、クラウドのを触らせてくれないか」 ――恥ずかしいのだろう。見はしない。 セフィロスのささやきにクラウドは小さく首を振る。しかし尻は素直だ。ノックする位置のままで動こうとはしないペニスを求めて、セフィロスの方へと突き出されていく。 「な、クラウド。触るだけだ」 「俺の精液を下の口から直接食べさせてやるから」 「旨いぞ。俺のは」 さっき上の口でしゃぶっただろう。 「あれ以上に、旨いぞ」 セフィロスのささやきにより、さっきの“食事”を思い出してしまい、クラウドの身体は自然と開かれてしまう。 力を込めていた太股が緩んだ。その隙を逃さずにセフィロスの大きな利き手が、奥深くまでまさぐってくる。 そうして、セフィロスはやっとクラウドのペニスを捕まえた。 まだ大人の形になりきれていない可愛いペニスだが、しっかりと勃起はしている。 セフィロスの大きな手にすっぽりと収まってしまう大きさは、ちょうど握りやすいし扱きやすい。 まるでセフィロスの為だけに誂えたかのようだ。 「クラウド。さあご褒美だ」 可愛いペニスを握りしめながら、セフィロスはアナルに亀頭を沈めていく。 抵抗はほとんどない。ただやはり未開の処女地。狭くきつい。 セフィロスの挿入に合わせて。手の中にあるクラウドのペニスがひくひくと動く。 その素直な反応が愛しくて、セフィロスは挿入自体に感じてしまった。 長大な怒張が、徐々にではあるが小さな可愛らしい尻に収まっていく。 小さな尻に反して、クラウドの体内は狭いもののとても深かった。 どこまで挿入しても果てや限界がない。むしろどんどんと開いていくようだ。 セフィロスのペニスを受け入れて、無垢なる体内は小さかった口を精一杯に開き、侵攻してくる怒張を頬張っている。 「あ・あ・あ…」 もうクラウドは声もでない。 淡い唇を閉じられなくなって、端から唾液が流れた。頬ずりしながらセフィロスは舌を伸ばして舐め取る。 掌の幼いペニスが痙攣した。丸い尻にセフィロスの陰毛があたる。 とうとう根本まで収まったのだ。 「…っ!」 クラウドの身体が跳ねる。 その瞬間、幼いペニスはセフィロスの掌で爆発してしまった。 たぶんこれが生まれて初めての射精なのだろう。 己に込みあがってきた堪えようのない快感と、その結果訪れた射精と。 これらの初体験にクラウドは呆然としている。青い瞳から生理的な涙が零れた。 セフィロスはそのきれいな青に満足する。 ――俺が生んだ、青だ。 同じ青でありながらも、明らかに清童の頃とは違っているであろうクラウドの瞳の色。 クラウドを最初の射精に導いたのはセフィロスだ。セフィロスが丹誠をして産み落とした、青。 ――これでクラウドは俺だけのセトラとなったのだ。 混みあがってきてセフィロスを支配する甘美な感情は、やはり名付けるとすれば愛なのだろうか。それとも恋? セフィロスはともかく行動に移した。クラウドの体内に収まったばかりのペニスを、引き抜き、強く押し込む。 痛みも快感も、そのどちらも余すことなく感じているのだろう。クラウドの身体が跳ねる。 腰の動きを大きくすると同時に、前に回している手で押さないペニスを愛撫した。 さっき放たれた精液を塗り込むようにして、生殖器全体を刺激する。 睾丸を転がしながら抑えると、クラウドのアナルがうごめく。 長大なセフィロスの怒張により、いっぱいに口開いているだろうに、この余裕はどこからやってくるのか。 クラウドのアナルはすでにセフィロスの巨大さに慣れたのか、押し開かれている一方だけだったのが、もうすでに喰らう動きとなっている。 一番奥から純に蠕動していき、アナル全体でねじり吸い取る動きだ。 体液もさかんに分泌され、中はもうべちょべちょだった。セフィロスが腰を動かし挿入するたびに、体液がペニスにまといつき濡れた音をさかんに立てる。 小さな尻が痙攣し、掌のペニスが震えた。クラウド二度目の射精に、アナルも激しくうごめく。 糧である精液を搾り取ろうとする動きに、セフィロスはかろうじて耐えた。 先にクラウドの口に精を放っていなければ、セフィロスとて危なかったであろう。 「欲しいか!」 「クラウド。俺の精液を喰らいたいか!」 ああああ、と途切れ途切れのあえぎ声を発しながらも、クラウドは小さく頷いた。 同時に口内を蹂躙しているセフィロスの、長い指を噛む。 できたての牙が指の関節に食い込んでいく。その感触すらもソルジャーたるセフィロスには媚薬だった。 指から流れる血をクラウドが快感と痛みに泣きながらすする。 セフィロスは血を与えながら、ペニスの動きを変えた。 アナルから抜け落ちそうな部分まで一気に引き抜くと、そのままアナルの一番奥まで力任せにねじ込んだ。 クラウドの幼い最奥までねじ込んだあと、ペニス全体でぐりぐりと内臓ごとえぐり込む。 「ひぃっ」 甲高く泣きながら、クラウドはセフィロスの掌で三度目の射精をする。 アナル全体が射精に合わせて、きつく引き締まった。 今度は堪えない。セフィロスは精液に飢えたアナルに向かってたっぷりと吐き出した。 吐き出した大量の精液は、全部クラウドの体内へと消化されていく。 上の口から血液を。 下の口から精液を。 どちらもたっぷりと与えられ、生まれて初めてセトラの糧で満たされたクラウドは、その満足感でまた感じてしまう。 背後から半分のしかかってきているセフィロスに押しつぶされながら、少年は水っぽいすっかりと薄くなった精液を、最後に僅かだけ吐き出した。
惚れ惚れするほど長い足を組んだセフィロスは、まだ長いタバコの火を乱暴に消した。 押しつけられた銀色の灰皿で、悲鳴のような音と共に火は消え、長い紫煙がたなびいていく。 「よっ。エアリスがもうちょっと待ってくれってよ」 いかにも不機嫌なセフィロスに、様子を窺いに行っていたザックスがなんとか宥めようと試みる。 「まだ支度が出来ないのか」 「いやー。エアリスすっかり張りきっちまって」 「これでは時間に間に合わなくなる」 「そりゃわかってんだけど…」 本日はクラウドのセトラお披露目の日だ。 星中に散らばっているセトラの中で主だった者たちが、この忘らるる都に集まっている。 そこでクラウドは正式に紹介されて、セトラの一員としてこれから生きていくのだ。 セトラは純朴な種だ。まず着飾ることはしない。 だが初めからセトラらしくないクラウドの容姿に魅了されたエアリスは、事あるごとにクラウドの身の回りに構う。 今回のお披露目にもエアリスは張り切ってしまい、クラウドの衣装を用意させたのだ。 本番である本日は、朝からクラウドをセフィロスから取り上げてしまい、この都にいる他の女セトラを巻き込んで、クラウドの飾り付けの真っ最中。 パートナーであるザックスとて、エアリスの張り切りを止められないでいた。
セフィロスによって糧を得るのを覚えたクラウドは、驚くほどきれいな少年となっている。 初めからきれいな少年ではあったが、セフィロスに身も心も愛され、彼からの糧を充分に与え続けられて丹誠されているからだろう。 清楚さと無垢と、艶やかな淫らさが、過不足なく共存する、生きる宝石のようにまばゆい存在となってしまった。 宝石となったクラウドへのセフィロスの寵愛は際限がなく、ソルジャーにとっては共有すべきセトラでありながらも、少年はセフィロスの“例外”となってしまっている。 セフィロスは己の寵愛を隠すこともしないため、いくらきれいになろうとも、クラウドに手を出そうとするソルジャーはすっかりといなくなってしまった。
それほどまで深く寵愛するクラウドを、朝一番から取り上げられたセフィロスの機嫌は悪い。 付き合いの長いザックスでさえ、御免被りたい機嫌の悪さだ。 ――カンベンしてくれよな… などと心中で愚痴ってみるが、そもそもザックスのパートナーであるエアリスが原因なのだから、彼が被害を被るのも当然なのだろう。 セフィロスがまたタバコを取り出した。どうせすぐに消すのだろうが、と思いつつ、ザックスは話しを振る。 「そうだ。エアリスから聞いたんだけど、お前、ソルジャートップから降りるってホントか?」 ソルジャーのトップとは、単に強さだけのことではない。 セトラ狩りからセトラを護りつつ、星に散らばったセトラの安全も考える、実質の指揮官の役目である。 確かにセフィロスは権力や地位に執着をしない男ではあるが、これまでトップにいるのを嫌がることもなかったのに。 「ああ、降りるぞ」 セフィロスは淡々としたものだ。 火をつけたばかりのタバコから立ち上る紫煙をうるさげに手で払いながら、 「俺の後任はお前だ。ザックス」 「ええっ!?」 「どうした?なぜ驚く」 美麗な顔に皮肉でコーティグされた冷笑を刻んで、 「女王であるエアリスのパートナーがトップとなるのは当然だろうに」 「ちょっと待ってくれよ!」 「お前、俺がそーいうの苦手だって、解ってるだろ」 「苦手とか得意などは関係ない」 慌てふためくザックスなどシャットアウト。 「パートナーとして、お前が責任を持てば良いだけだ」 「どうしてだ!?」 「どうして…今頃…」 「これまで通り、セフィロスがやりゃいいだろっ」 「それこそ、無理な話だ」 「なんで!?」 「俺はもうセトラの為には動かない」 「はあ?」 「俺は――これからはクラウドの為だけに動く」 むしろ自慢げに言い切ったセフィロスは、やはり強く逞しく美しい。 セフィロスの美貌には免疫があるザックスでさえも、息を詰めて見惚れてしまった。 「俺はクラウドを他のソルジャーに任せるつもりは毛頭ない」 「クラウドの糧となるのは、俺だけだ」 ――つまり、クラウドと離れたくないってことか… いやあ、その気持ちはわかるけど。 でも、 ――俺がソルジャートップになるっていうのは決定なのか!?
がくん、と頭と肩を落とすザックスの背後の扉が開かれた。 気落ちするパートナーとは対照的に、やけに晴れ晴れしたエアリスがやってくる。 「おまたせー」 「クラウド、とってもきれいで格好ヨク出来たのヨ」 「セフィロス、惚れ直すわヨ」 扉が大きく開かれる。 いつまで経っても人見知りが治らない少年は、恥ずかしさと誇らしさに頬を染めて、セフィロスを見ていた。 「クラウド――」 さっき点けたばかりのタバコを灰皿に押しつけながら、待ち焦がれたセフィロスが立ち上がる。 大股であっという間に距離を詰めると、人前だというのに愛する少年を抱きしめた。 がっくりしたままのザックスの前で、じゅっと火が消える音がする。
おしまい ※※※ 拍手と♪、ありがとうございました。 読んでくださった印ですね。 いつも嬉しいです。
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