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+ '08年07月14日(MON) ... ちょっと寄り道〜赤と白その2 +

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こんばんは、びーこです。

すみません。今回で終わりませんでした。
あともう一回続きます。

今回はショタエログロ風味ですので、ご注意ください。
何度書いても「お○んちん」と打ち込むのは気恥ずかしいものですね。

ではスルースキルを発揮して、さあどうぞ。

※※※
少年はクラウドという名であった。
よほど村で大切にされてきたのだろう。クラウドは人見知りの激しい、でも素直な少年であった。
そういうところもセトラとは少し違っている。
容姿と同じく繊細なクラウドの性質を考えたエアリスは、少年がちゃんとセトラとして覚醒するまでお披露目を執り行わないことに決めた。
覚醒までの間、クラウドの身柄はセフィロスにゆだねられることになったのだ。
クラウドと出会いセフィロスは一変した。それは笑えるほどに、だ。
まるで親鳥のように、セフィロスはクラウドを庇い抱え込んで共に過ごす。
この場合“親鳥”というのは比喩だけに止まらなかった。セフィロスは本物の親鳥のごとくに、クラウドを保護したのだから。
着替えから食事。日常の事細かなことまでも、セフィロスは全て取り仕切る。
共に食事を摂り、共に風呂に入る。そして夜も例外ではない。
同じベッドに入り、クラウドが寝付くまで、いや、寝付いてからも少年の未発達な身体を抱きしめて過ごす。
溺愛――この言葉がぴったりとするくらいに、セフィロスはクラウドを庇護し、己の大きな羽根からクラウドを出さない。
普通ならばこんな状況に置かれ、あまりよく知らない他人から構われ続けるのは、うんざりするだろうが、これまでも村人から大切にされて来たクラウドの精神構造は、セフィロスの過保護はストレスにはならなかった。
少年は信じられないほど美麗でありながら、深く自分に愛情を注ぎ込んでくれるセフィロスに、すぐになつく。
「セフィロス――」
まだ声変わりもしていない澄んだ声で名前を呼び、控えめながら可愛らしい笑顔を向けてくるようになった。
そんな少年の愛らしい態度が、さらにセフィロスの溺愛を誘う。
「僕、父さんを知らないんだ」
クラウドの話しを総合してみるに、彼の父親がセトラだったようだ。
クラウドの容姿は人であった母親譲りらしい。
「だから、セフィロスといると、父さんってこんな感じなのかなあ、って思うんだ」
父親代わり。これまでのセフィロスならば誰かの代わりなど認めなかった。
だがクラウドだけは別だ。
セフィロスは美麗すぎる顔に、クラウドだけに向ける優しい笑みを浮かべる。
「クラウド。俺はクラウドが求める者ならば、なんでもなってやろう」
父親でも、兄でも弟でも友人でも。なによりも――恋人にでも。
低く甘く囁かれたクラウドは、無意識に頬を染めた。
セフィロスのささやきはセクシャルすぎる。クラウドはまだ幼いからはっきりとした精衝動など感じていないのだろうが、それでも疼くような感覚は覚えていた。
「クラウドは俺に父親になって欲しいのか?」
甘い問いかけはこれだけで充分な愛撫だった。
クラウドは頬を染めたままうつむき、セフィロスから距離を取ろうとする。
セフィロスの長い両腕が伸びてくる。優しくクラウドを包み込んで、セフィロスの元へと寄せてしまった。
膝に乗せられて至近距離から瞳を覗き込まれてしまう。これではとても逃げられない。
潤んだ青い瞳は魅力的だ。セフィロスは己の求めるがままに、宝石のような青い瞳をそっと舐める。
「いやあん…」
本人は自覚していないだろうが、セフィロスの膝の上で瞳を舐められて身体をくねらせながら発したクラウドの声は、欲情しきったあえぎ声にしか聞こえない。
「舐めないで……」
ぺろり。セフィロスの舌がつるんと舐めていく。
眼球だけではなく長い金色の睫毛にも触れて、くすぐったいとクラウドはさらに身をよじった。
「どうしてだ?なぜ舐めてはいけないんだ?」
「だってぇ…汚いよ」
「汚くない。クラウドはどこも汚いところなどない」
「でも、目なんて舐めるところじゃないでしょ」
「クラウド――」
「俺はクラウドの全部を舐め回したい」
――解っているだろうに。
セフィロスはこれ見よがしにため息をついて、
「クラウド。お前はセトラだ」
「そして俺はソルジャー」
「お前は俺を食べればいいんだ」
上気していたクラウドの顔が強張る。
セトラの糧はエナジー。ソルジャーの精液と血液を糧にすれば良いのだと、忘らるる都に来てから、クラウドは事あるごとにそう説かれた。
だが、どうしてもエナジーを喰らうセトラの本能を認められないでいる。
――血を吸うなんて!
それだけでも化け物のようなのに、
――精液なんて……
おぞましいと捕らえるべきか。それとも本能に身を任せるべきなのか。人と同じく、これまで通り普通の食事を摂っていくべきなのか。
クラウドにはどうすれば良いのか解らないのだ。判断のしようさえない。
戸惑うばかりのクラウドは、いくらセフィロスが促そうとも、エナジーを摂取出来ないでいる。
セフィロスとしてはクラウドを他のソルジャーに与えるつもりはない。
クラウドが摂取する初めての、そして唯一のエナジーは自分のものであって欲しい。
エナジーを摂取するという行為は、決して奇麗事だけではすまないのを、ソルジャーであるセフィロスは痛感している。
エナジーの摂取。それはイコール、セックスだ。
無垢なる少年クラウドの初めては、自分でなければならない。
父親として兄として、友人として、なによりも恋人として、彼の最初を自分だけの秘密にしてしまいたい。
このセフィロスの決意は固い。例え、クラウド自身の意志が定まっていなくとも。


セフィロスはクラウドを抱きしめたまま、諭す。
「エナジーを吸わねば、セトラは生きていけない」
セフィロスの言葉に、クラウドの小さな肩がぴくんと跳ねる。
クラウドのセトラとしての本能は、この事実をよく理解しているのだ。
だが人の血が本能を邪魔しているのか。
――クラウドを失うことは出来ない。
ソルジャーとしても。そしてセフィロス一個人としても。
セフィロスは抱きしめる腕に力を込める。ふんわりとクラウドを包むだけだった逞しい両腕は、たちまちクラウドを捕らえる情愛深い鎖となった。
「…っ」
驚いたクラウドが暴れようともがく。
力の差が歴然としているために、クラウドの抵抗はじゃれているのと同じだった。
むしろその怯えが愛らしい。
セフィロスは片手だけでクラウドを支えると、空いた手で尖った顎を捕らえる。
そして唇を合わせた。
それはキスと呼ぶには生々しい口接。クラウドのふっくらした唇はまだ誰の愛撫も知らない無垢だ。
その無垢をセフィロスの唇が侵攻していく。
唇を吸いながらしゃぶる。薄く開いた唇にセフィロスは唾液を注ぎ込んだ。
たまらずにクラウドの喉が動く。セフィロスの注ぎ込んだ唾液を飲んでいる。
ソルジャーの精液と血液はセトラの糧。それ以外にもソルジャーの唾液もエナジーとして、セトラは喰らうことが出来るのだ。
精液や血液と比べると唾液のエナジー成分は低いものの、それでもセトラの糧への本能を促すのには充分な呼び水である。
クラウドは人として育てられていたのだと言う。
セトラであった父親は、どうやら狩られたようだ。生まれ立てのクラウドと人であった妻を残して、星の循環の旅に出て、そのまま戻らなかった。
どんなに狩られると解っていても、その危険性を無視しても、ソルジャーを得ていないセトラは、星の為に旅をしなければならない。
クラウドの父もそんなセトラの宿命には、あらがえなかったのだ。
クラウドの父が戻ってこなくなり、セトラを崇める村人は、クラウドを護ることに決める。
村全体でクラウドを囲うように庇護して、ただの人の少年としてクラウドに刷り込んだ。
自分が人だと信じ込んでいたクラウドのセトラの本能は、無意識下の奥底ですっかりと眠り込んでいた。
それを、エアリスが己の血を与えることによって、意識下にまで押し上げたのだ。
あとは、覚醒するのみ。

セフィロスは舌を深く差し込みながら、己の唾液を与え続ける。
初めは口内に注がれた唾液が苦しくて、仕方なく飲み込んでいたクラウドだったが、そのうちにセトラの本能が発動してきた。
自ら求め、差し込まれたセフィロスの舌に吸い付いてくる。
自分のものとは違う、柔らかな舌が絡みついてくるのにセフィロスは歓ぶ。まるでねだるようだ。
舌と舌を絡みつかせるだけでは物足りなくなったのだろう。
ついにクラウドは、唇全体でセフィロスの舌を吸う。それはまるで疑似セックス。口と口で行う挿入である。
――そろそろ頃合いか。
唾液だけではとうてい物足りないだろう。
愛しい少年に己の体液を分け与えるばく、セフィロスは名残惜しく、それでいて次のステップへの期待をはち切れんばかりにしながら、舌を引っ込める。
「…あ」
離れていくセフィロスにクラウドは無意識のまま縋り付く。
言葉にこそならないが、少年の表情はあからさまに恍惚としている。
――なんで離れるの。
――もっとちょうだい。
淫らなのにあどけないクラウドの仕草に、セフィロスの肉体は激しく反応する。
セフィロスは縋り付くクラウドの前で、引き裂くように己の服を脱いだ。
美麗すぎる顔、明晰すぎる頭を支える身体は、そのどちらにも劣らない完成された男の象徴である。
広い肩幅から分厚い胸板へ。腹はきれいに腹筋が割れている。腰は引き締まりくっきりと浮き出た腰骨から尻へのラインは絶妙であった。
そして――隆々とそびえ立つペニス。
クラウドの無垢なる媚態にすっかりと興奮したペニスは、すでに天に向かって勃起している。
セフィロスの身体の中心にそびえるペニスは、美麗すぎる彼の身体の中で唯一肉という欲望を剥き出しにした器官であった。
セフィロスは少年に見せつけるべく、ペニスを握りしめる。
奥深くにかいま見えるだけだった睾丸がはっきりと現れた。すでに睾丸も通常よりも硬くなり膨れあがっている。
睾丸は精液を製造する場所。クラウドの青い眼差しはより一層淫らになり、セフィロスの股間から目が離せない。
全身が震える。とうとう立っていられなくなり、クラウドは力無く床に座り込んでしまった。
頭の中はぐちゃぐちゃだ。
セフィロスのペニスと睾丸のことだけしか、考えられない。
――ああ…
――大きい。
そしてあのふくれた睾丸。
あそこにはどれだけの精液が詰まっていることやら。
――おちんちん…すごい。
村を離れここに来てから、ずっとセフィロスは優しかった。
クラウドだけを見つめて、クラウドだけに惜しみない愛情を注いでくれる。
クラウドはセフィロスが大好きだ。誰よりもきれいで強くて格好イイ。
セフィロスのやることならば、クラウドにとっての間違いにはならないと、素直に信じていられるくらいに。
大好きなセフィロスにペニスを突きつけられても、クラウドはそれがきっと正しいのだろうと信じており、反抗する気も、ましてや気持ち悪いと軽蔑する気も湧いてこない。

「見なさい。クラウド」
セフィロスは己のペニスを、ぼうっとしゃがみ込んでいるクラウドにつきつける。
太く逞しい長大なペニスは、すっかりと怒張しているため、凶器のようにグロテスクであった。
血管が浮き出て亀頭は充血している。
童貞であるクラウドなのに、怖いとは思わなかった。
吸い付くように視線が離れない。
――欲しい!
クラウドに芽生えたのは激しい衝動。
――食べたい!
――美味しそうだ。
太くて、てらてら光っている。
血管が浮き出て動いている。そしてあの膨れあがった亀頭。
ふらふらとクラウドの身体が揺れた。
糧を前にした本能がクラウドを動かそうとしている。
「さあ、クラウド。喰らうがいい」
「これはお前だけのごちそうだ」
「僕が……食べていいの?」
「そうだ。牙を立てて血を吸うがいい」
「熱くて濃い精液をお前に注ぎ込んでやろう」
クラウドは弾けた。セトラの糧を求める本能だけに支配される。
小さな手でいきり立つペニスを持つと、躊躇いもなく唇を寄せたのだ。
セフィロスのペニスは長大すぎて、クラウドの小さな口にはとても入りきらない。
クラウドの小さな手はペニスの竿をさすり、口を最大限にまで開いて亀頭にしゃぶりつく。
舌を突き出すと、ぺろぺろと舐め回した。
小さな口。花弁のように淡い唇が己の醜いほどに興奮しきった怒張を飲み込むべく開く。
ピンクの舌がペニスに戯れるたびに、セフィロスはかつてない快感に呻いた。
「クラウド…」
無垢な青い眼差しは快感に煙るようだ。
その視線だけでセフィロスは射精してしまいそうになる。
「ああん…美味しいよ…」
「旨いか…」
「セフィロスのおちんちん、美味しい」
たまらなかった。
セフィロスはこの淫らな一言で、耐えきれなくなる。
クラウドの小さな金色の頭を固定すると、汚れを知らなかった口に己の怒張を突っ込んだ。
「うう、――あぁ」
壮絶な快感であった。セフィロスはクラウドの口に精を注ぎ込む。
だがその間も視線はクラウドからそらさない。無垢なる少年がうっとりとした面もちで、口内に放たれる己の精液を飲み干していく様子を愛でた。
クラウドは夢中で精液を啜っている。これがセトラの本能なのだろう。やはり精液はセトラの大切な糧なのだ。
粘つく生臭い白濁液を、クラウドは歓んで啜る。
かなり大量の精液を啜ったのに、それでもまだクラウドは足りない。
名残惜しく射精したばかりのペニスを舐め回す。性器の独独の臭いでさえ、クラウドを夢中にさせるエッセンスにしかならない。
「これ、大好き」
怒張を愛しげに頬ずりまでするクラウドに、セフィロスの勃起は萎えない。
一層大きくはしたなく膨らむ。
「嬉しい。またセフィロスのおちんちんが大きくなった」
「クラウド…」
――なんと淫らで可愛い。俺のセトラ。
エアリスとしか交わりたくないというザックスの気持ちが痛いほど解る。
クラウドに向ける大きな愛情が、更にセフィロスのペニスを逞しくしていくのだ。
「もっと飲ませてぇ」
「ああ…もっと飲ませてやる」
クラウド。
「次は牙を立ててみろ」
――え?
「血を吸ってくれ」
「お前の牙を突き刺してくれ」
「…――痛くないの?」
「痛みなどない」
「セトラの牙は快感なのだ」
クラウドの真っ白な指が、セフィロスのペニスに浮き出ている血管を撫でる。
――そうだ。
――それでいいのだ、クラウド。
「今触っているところを囓ってみなさい」
「ココ…――?」
「そうだ。そこだ」
セフィロスの怒張は巨大すぎて、クラウドの小さな口では飲み込むことなど出来ない。
ちょうど竿の部分にあたる血管にかじり付くために、クラウドは横笛を吹くようにして、象牙色の歯をあてた。
どくり――歯から怒張に走る血管の鼓動が伝わってくる。
激しく熱い血潮を実感して、クラウドの牙が伸びた。
そしてそのまま、血管に牙を立てる。
「ぐうぅむ!」
クラウドの牙が血管を破る。その感覚にセフィロスは痛みを伴う麻薬のような快感に翻弄されてしまう。
セフィロスはこれまで幾人ものセトラにエナジーを与えてきた。
ソルジャーにとってセトラは媚薬だ。
だが、これほどまでに強烈な快感は知らない。
吹き出す血を吸われるのと同時にこみあがってくる射精感に、セフィロスはかろうじて堪えるが、快感は次々と襲ってくる。
クラウドがペニス全体に牙を立て始めたからだ。噛んで吸って、歯形をつけて、すぐに別の血管にかみつく。
長い竿を噛みまくりすっかりと血だらけにしてしまうと、クラウドは最後に亀頭を狙う。
小さな牙がセフィロスの尿道口を串刺しにする。
肉を切り開かれる痛みと、上回る快美。これにはさしものセフィロスも堪えきれない。
「おおおおおう」
大きく吠えると、セフィロスは腰が抜ける勢いで射精したのだ。
尿道口から血と精液がおびただしく溢れ、クラウドの口に勢いよく注ぎ込まれる。
恍惚とした青い眼差しのままで、クラウドは淫らな赤と白を喉を鳴らして飲み干した。
※※※
今回はここまで。
残りは本番シーンとなります。

ついつい考えてしまうコト:
一人全裸となってショタクラウドの前に、おのれのブツを突きつけて悦にいるセフィロスってどうよ!
立派な変態でんがな。


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