拍手&♪&コメント、ありがとうございます。 もうちょっとでダブルパロが終わりますので、最後にまとめて改めて御礼させていただきたいです。
*** セフィロスがファティマシェルに収まってしまってから、暫くの時間が過ぎた。 中で何をやっているのかは、想像出来る。 さっきからずっとアルテマが稼働しているのだから。 どうやらセフィロスはアルテマに、ファティマとして認められたらしい。 気むずかしいアルテマだが、バカではない。 きっと気に入らなくてもクラウドが選んだファティマを認めてくれるだろうとは予想していたものの、ここまでスムーズにいくとは意外だった。 これもセフィロスだからこそなのだろうか。 ――そう言えば、ユニットは固定だったよなあ。 位置を変えるべく修理しなくてはならないだろう。 ティファサイズではセフィロスにはきつすぎる。 それにいつまでも以前のファティマの匂いを残しておくのは、セフィロスに失礼すぎるだろう。 クラウドは修理の段取りをつけるべく、一旦アルテマから離れようとしたが、その時呼ぶ声がした。 「――クラウド」 「どうした?」 「来てくれないか」 きっとユニットのことだな、そうクラウドは見当をつけると、身軽にファティマシェルまで辿り着く。 身体を半分いれてセフィロスを見つけると、苦笑を浮かべてしまった。 案の定、足部のユニットが合っていない。セフィロスのほれぼれする長い足は、芸術的なバランスで投げ出されているのだ。 足を投げ出し、腰の位置をずらして、そうしてやっと頭部ユニットを使うことが出来モニターを覗けるのだ。 「すまなかったな…すぐにユニットの位置を変える」 「ああ、そうしてくれると助かる」 ――だが、呼んだのはそれじゃない。 セフィロスの長い腕が伸びてきた。無防備でファティマシェルを覗き込んでいた、クラウドの身体を捉えてしまう。 そのまま狭いシェルの中で、クラウドはセフィロスの膝に乗り上げる格好となった。 間近で視線が合う。縦に裂けた翠の瞳とは、ファティマでも珍しい。 クラウドは見惚れた。だって本当に――美しい色合いなのだ。 セフィロスの大きな手はクラウドの後頭部をすっぽりと包み込む。 そうしてこの美麗なファティマは、新しいマスターに囁く。 「――匂いがする」 「前のファティマの匂いだな」 「ティファの!?」 そうだ。 「俺はこの匂いが嫌いではない」 「だが――我慢は出来ないな」 「セフィロス…?」 「この匂い。消してやる」 美麗すぎるこのファティマは、やはりとびきりヘンなのだ。 セフィロスはそのままクラウドをしっかりと抱き寄せ、強引に唇を合わせて、吸った。 クラウドは慌てて藻掻こうと試みるが、セフィロスは上手に動きを押さえる。 「このシェルで前のファティマと口づけたことはあるか?」 キスの合間の、この台詞で。 クラウドの反応は素直だ。絡めた舌の動きから、ウソかホントかすぐにわかる。 この場合の答えはイエス。 この答えを受け、セフィロスは更に先へと進めるべく、片手でいきなりクラウドの股間を撫でた。 エアリスがクラウドの為に誂えた白いシルクが、セフィロスの手によって乱されてしまう。 「…っ」 息を呑むクラウドの耳朶に、直接次の台詞を送り込む。 「ならば、抱いたことはあるか?」 「――!」 どうやらこれは、ノー。 だとすれば、セフィロスが取るべき方法は決まっている。 「そうか…ならばこれからクラウド、お前をここで抱く」 セフィロスはあくまでも強引で直接的だった。クラウドの股間を握り、服の上から愛撫を加えようとする。
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びーこ
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